<viewing party of film "Artifishal" in Karuizawa Nagano>
どうもFly.man.T.Tです。
今回はめずらしくまじめなお話です。
ぜひ書き留めておきたいと思ったのでポストします。
始めに誤解を避けるためお断りしておきますが
これから私が書く内容は特定の人や団体を避難したりアンチテーゼを投げかけるものではありません。純粋に疑問を持ち、私がそうだったように今まで気付かなかったことに少しでも目が向けられるような人が増えると、今後の渓流をはじめとする自然環境が持続しさらに豊かになる可能性があると考えポストしてみます。
今回の舞台は初冬の軽井沢。
盛岡から約600キロはなれた長野県の別荘地です。
今回の目的は映画Artifishalの上映会への参加とその後のディスカッションキャンプへの参加でした。
会場は軽井沢にあるcoffee house shakerさん。
フライマンならば知る人ぞ知る名店のようです。
すてきな店内でした。
写真のみでわかる、絶対おいしいハンバーガーとコーヒーをいただきました。
もちろん両方美味。
上映会の前に田口さんという独自に砂防ダムについて研究しておられるかたから
砂防ダムなどが自然環境や渓流魚などにもたらす影響についてご講義いただきました。
砂防ダムやダムが渓流の環境にもたらす影響は計り知れず、今後積極的に釣り人としてもアクションしていかなければ将来は暗い・・・という話でした。
すでに活動している前例や方法についても教えていただき、私にもできることがあるのではと考えさせられました。
そして本編。
映画Artificialとは、Patagoniaの創業者イヴォン・シェイナードさんがプロデュースしたドキュメンタリー映画だそうです。
アーティフィシャルは、人々、川、そして野生魚の未来とそれを支える環境のための戦いについての映画です。
リード文として
「パタゴニア:アーティフィシャルー絶滅への道は、善意で敷き詰められている」
は有名なのでもしかして見た方や知っている方はいらっしゃるかもしれません。
簡単に要約すると
・ダムや砂防はなにのためにあるの?そして魚への影響はないの?
・現在たくさんある養魚場や孵化場への出資はだれがしてるの?
・特に渓流魚の減少を食い止めるために放流事業ほんとに必要なの?
・放流魚が在来魚にもたらす影響は?
・もはや日本で天然の鮭は食べられない?
・孵化場を減らしたら釣りの機会も減ることになるのでは?
などなど
かなり考えさせられる内容の映画でした。
ここでは映画の内容などには深くは触れないので、是非一度実際に映画を見ていただきたいのです。そしてなにか少しでも考えることがあれば幸いです。
そして上映後はディスカッション。
私たちが思い描く理想の釣り場は?
私たちに明日からでもできることは?
というテーマのもと、映画の内容をふくめつつ、グループで考え話し合いながら
最後はほかのグループの話も共有することができました。
このような同じ考えを持った人同士で、未来の釣り場や自然環境について話し合い交流する機会は、ありそうで今回が初めてで本当に貴重な時間でした。
私は来シーズン是非新たな仲間を巻き込んで、川にたち現状やその素晴らしさを共有し、少しでも自然環境に興味をもってくれる仲間を増やすことを目標にやっていけたらと決意しました。
そして副題のWhat a Fish!!は、感嘆の意味を込めて是非来シーズンはいろんな場所ですてきな人とすてきな魚たちに出会い、What a fish!という感嘆の意味で仲間と共有できればと思いこのフレーズだったようです。
さてさて終わったら、軽井沢のキャンプ場にて延長戦。
ちなみにこの日は冷え込み気温ー6℃。
しかし我々の熱は冷めることなく、火を囲みながらあついあついトークが日付をまたいでも続きました。
いつのまにか朝に。
テントのフライシートには霜が降りました。
外に出していたものはすべて凍ってしまいました。
コーヒーを淹れて、ゆっくりご飯を作って。
私的には最高の時間の過ごし方です。
さてこんな感じであっという間の2日間になってしまいました。
名残惜しさを感じつつ盛岡に戻りました。
たくさん考えたくさん喋った、上映会&ディスカッションキャンプでした。
お声がけいただいた方や、当日一緒に時間を共有できた皆様に心より感謝しております。
本当にありがとうございました。
来シーズンは是非一緒にWhat a Fish!しましょう。
それでは。
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