どうもT.T.Flymanです。
灼熱の渓に尺を求めて今回は一人での釣りです。
30.5㎝の尺イワナです。
流心の巻からレッグ付きのエルクヘアカディスに出てきました。
しかしでかいというよりは長い感じで痩せています。
イワナも夏バテでしょうか。
強烈に引くわけでもなく、サイズのわりにあっさり上がってきました。
同じ付近での一尾。
こいつもまた痩せています。
実は以前にも記事に書きましたが、痩せているイワナの共通点として
口の中に人型虫という寄生虫をびっしりぶら下げています。その影響でうまく捕食できないのか、または栄養を奪われているのか・・・
そして5キロほど上流にてです。
こいつはどうですか。
かなりナイスな魚体です。サイズは26㎝ほど。
撮影中に逃亡しました・・・
そしてこの区間の魚は本当にコンデションがいい魚ばかりでした。
しかし気になることに釣れる魚たちから
嗅いだことのあるツーーンとした嫌な臭いがしました。
試しにストマックをとると・・・・
なかなかポンプにはいらないと思ったらやはり正体はこいつでした。
依然読んだ村田久さん(岩手出身のフライエッセイスト)の本の中にも出ていましたが、ヤマメやイワナなどの渓魚はこのカメムシが大好物のようです。
北海道では晩秋のニジマスのメインの捕食物になるようです。
本州ではこの時期なのかとまた新たな知見が増えました。
あと本日はトンボが産卵の際に誤って水面で溺れてしまったのを、下からガバッとイワナが捕食していました。
本当に獰猛な食性のイワナです。
ところでカメムシは私の出身地では、「ドンガメ」と言います、村田さんの本の中では方言で「ヘッピリムシ」と書いてありました。方言や土地でもっと多くの呼び名があるかもしれません。
今日は快晴でした。
この山のふもとの川に行ってきました。
満足な一日でした。
最後に途中で紹介した
村田久さんの本たちです。
買いあさって読みましたが、馴染みの川や土地も数多く出てきていて本当に
すてきな本ばかりです。ぜひ一冊手に取ってみてください。
それでは。
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