宮城県の渓へ

By T.T.Fly.man. - 3月 11, 2020


<Iwana : T.T.Fly.man at Miyagi pref.>

どうもT.T.Fly.manです。
今回は先日の宮城遠征のポストです。

土日を利用しての今回の遠征。
金曜日の夜に前日入りしてお世話になる方のお家に泊めてもらいました。
土曜日は起きてからコーヒーを淹れてゆっくりと出発。

初めての渓はわくわくします。
入渓点までの道のり。
「あそこ、いるよ!」「どこですか?」「ほら、三角石の少し上!」
「今ライズした!」「うそ〜〜?幻が見えたんじゃない?」
などと川を見ながら歩いて行きます。


少し歩いて入渓点についたのち
さっそく川へ降りて準備です。
左から山形、宮城、宮城の3人のフライマンの方と私の4人での釣りです。

雪代も出ておらずとても綺麗な渓です。
地元お二人からすると雪不足で例年よりは渇水気味とのこと。

今年はまだドライフライでの釣りはしていないのでなんとか
水面を割って出てきてくれとの思いを込めてこんなフライを選択。

だんだんと深い渓にも陽が差し込んできました。
あたりには雪がサラッと積もり澄んだ空気の渓です。

水温は5℃。
始めて早々、まだ出るわけないと思っていたら流れの緩みから
しっかりと水面まで岩魚が出てきました。
あまりの急な出会いにびっくりアワセ。
後ろから3人に「おい〜〜〜っ」と突っ込まれます。ごめんなさい。(笑)

そして待望の一尾目は山形のフライマンの方に。
まだ冷たい水に精悍な顔つきをした岩魚でした。

釣れた魚をみんなで愛でる。


ついに私にも。
初めての渓で釣る魚はサイズや魚種にかかわらず記憶に残るものになります。
本当にかわいらしい岩魚です。

メモリアルフィッシュを撮影していただきました。


手元を撮っていただいた写真。
なんとも好きな写真です。本当に愛らしい。

私に「ゲストは先にどうぞ」とポイントを譲っていただいていても、しっかりと。
当日の楽しさが思い出される一枚です。

みんなで撮りあいっこ。
お互いの素敵な瞬間をお互いのカメラに収める。

この絵がたまらなく好きなんです。
人の釣った魚に素直に喜び、さっとカメラに収めて優しくリリース。
時間にすればあっという間ですが、とてもゆったりと詰まった時間なのだと思います。


私がしゃがんで真剣に狙って釣れたのは
その日一番のサイズの枝なのでした。3月の釣りはこんなもんだよね。




話は少しそれますがこれは巷で噂のガイド棒。

フライが枝などに引っかかってしまった時に、先にフックのついた指し棒のようなものを伸ばし枝に引っ掛けてフライを回収するもの。

以前に読んだフライの記事では、枝に引っかかり切れてそのままにされたフライを虫と間違えて鳥が誤飲し死んでしまうという内容のものがありました。
少しの気遣いですが、これもまた気持ちよく渓歩きをするための大事なグッズかも。


そして今回の釣行、話し合ったわけでもなく、偶然4人ともおそろいの色違いSHAKU-HUNTERさんのマグネティックパッチCAPを着用。
帽子のトレードマークは「R」じゃなくて「尺」。

写真を撮って

釜をへつって


それぞれが好きなモノを身につけて好きなスタイルで…
心地よく笑顔の絶えない釣行になりました。

十分に釣ったのち退渓し
夜はキャンプを愉しみました。
またそれは機会があればポストいたします。


今シーズンは
“愛を以て渓魚を語れ”るようにいろんな渓へいろんな方と
行けたらと思います。
今回の釣行でお世話になった御三方、本当にありがとうございました。
次回は岩手の渓へ。


それでは。








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